創作の小ネタ【羊のコルヌ】
こんにちは、AKiです🐏
1日お家にこもっています。
そろそろ画材整理でもしようかなと思いつつ、、乱雑に箱に入った絵の具を眺めては見なかったことにしています。
さて、公募用の線画が完成しました。
タイトルは「コルヌの旅支度」
羊の植物研究家コルヌが、植物研究の旅に出る際に持ち出した荷物を描きました。
今回応募したのは、イニシャルギャラリーさんのアート塗り絵コレクションという、素晴らしく楽しい塗り絵本のコンテストです。
第二弾のテーマは「旅・冒険」
審査に合格し採用していただけた場合、次回の塗り絵本に掲載という流れだそうです。猛者が集まっていて背筋がピンとなります…
新しいこと、やりたいことは片っ端から挑戦しようと決めてから最初の挑戦となります。
自分なりに満足できた作品、世界観を作り上げられたので、残念な結果になったとしても今後につながる良い機会となりました。
でも自信を持ってお届けできる線画になったので、良い結果がご報告できますよう、祈るばかりです🙏
改めまして、今作品を描き始めるにあたり、バックグラウンドをしっかり固めた作品を作ろうと思いまして。
今後これをベースに作品を描くことも念頭に置きつつ世界観を広げて案を練りました。久しぶりに創作世界を作ったので、メモがてら大まかに紹介をさせて頂こうと思います。
メインキャラクターはラツカ種の羊、コルヌ
父も祖父も植物研究家という珍しい家柄。かつて父が旅をしていたときよりもずっと移動手段が増えたので、彼も新種の植物を探しに旅に出ます。
旅の途中とある村に寄った際、体に花を寄生させて育てている動物がいるという幻の城の話を聞きます。
今回の応募作品の左中央に地図があるのですが、中央の島に花に寄生された城があります…そこがその幻の城です。その城を最終目的地として、冒険しながら世界のいろいろな土地へ足を運びます。
旅の道中で採取した植物を調合して、薬を作り旅費を捻出しています。
薬を作るのに使っているすり鉢は、応募作品の左下にあります。中世ヨーロッパのものを参考にしましたので、現在日本にある乳鉢乳棒とは形が異なっていますね。その周りにある瓶は薬草、ちなみに打ち金もひっそり描いてあります。
この世界観の中ではマッチが無いので、火打ち石でカチカチして火を起こします。その為持ち歩く用のランタンはロウソクで灯りをつける様式です。(電気を使用できる家は少ないです)
ちなみに彼は物静かなので、薬を売るのは後述のサノに一任。得意なことは、スケッチと料理です。
基本的に新しく見つけた植物は事細かにスケッチ。寝る間を惜しんで描き続けます。生息数が多く保存できそうな植物は、試験管に綺麗に保存して伝書用の大型の青い蝶へ渡して村に運んでもらっています。
そして旅の相棒はフレンチアンゴラ種のうさぎ、サノ。こちらはまだイラストはございません🙇♂️
コルヌへ大きな敬意を寄せています。コルヌが旅に出ると聞きつけた瞬間に、自分もさっさと準備を済ませて勝手についていくことにしました。
旅に出る前は、コルヌに憧れてハーブ園を作り、そこで採れたハーブを使って商売をしていました。
特技は他の生き物と仲良くなること、植物を育てること。明るい性格を活かして、コルヌが作った薬を手際良く売り捌いています。ついでにお客さんからお裾分けをもらうことも多く、商売上手。
とても食いしん坊で、大好物はコルヌが作った木の実のタルト。
自分もお菓子作りが好きなので、ちまちまとクッキーを焼いては、いつでも食べられるように鞄に忍ばせています。
この創作の世界では、動物は二足歩行です。所謂神聖な存在とされる動物だけ四足歩行です。そしてヒトも存在しますが、生息数はかなり少なめで珍獣レベルです。
これは私自身の信念である「ヒトも動物の一部であることを日々自覚し、おごることなく、求めすぎず自然を大切に生きたい」ことに基づいている…気がしています。
ざっくりですが、今のところはこんな感じです。
今回の公募の作品だけで終わらず、今後も少しずつ2人の旅の様子を絵にできたらいいなあと思っています。不思議な植物とかも書いてみたいですね。
では、引き続き作品づくりを頑張りたいと思います!
ご一読いただきありがとうございました☺️